年末年始にかけて読んだ本です。
テレビアサヒで放送もされました。
作者は、下町ロケット、半沢直樹、空飛ぶタイヤで有名な池井戸潤さんです。
まいどさんは、テレビドラマは見なかったのですが、
予告編が面白そうでしたので小説を読むことにしました。
岐阜県の限界集落にあった父親の実家に移住したミステリ作家「三馬太郎」が
村の消防団に入団。連続放火事件に巻き込まれると言うストーリーです。
この小説の舞台は、池井戸潤さんの岐阜県の実家を元にしているそうです。
小説に出てくる「鳥居の前には絶対に家を建てるなよ」は父親から言葉で
渓谷に出てくるリンネ淵と言う美しい淵も子供の頃に体験した事だそうです。
そうした記憶からこの小説は出来たそうです。
読んでいると、自分も岐阜県の限界集落の中に入って見ているような感じになりました。
田舎の風景の中に、人の不幸や迷い・悲しみとやさしさ・破綻と希望・友情と人情
が混ぜ込まれた小説でした。
あ~ 面白かった。
分厚い本でしたが、飽きもこなくて読みやすく一気ではありませんが
すらすらと読んでしまいました。
柴田錬三郎賞受賞本ですね。
”日本のひなた”みやざき暮らしの男です。ニックネームは「ひでさん」です。このブログは2020年3月より始めました。月に2~3回の珈琲の自家焙煎と週1~2回の市民農園約9坪での野菜作りとぼちぼち嗜むソロウクレレについて書いています。防災士です。よろしくお願いします。