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裸の大将の愛称で知られる放浪画家「山下清展」に行ってきた。

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宮崎県立美術館にて山下清展が開催されているので見てきました。
「生誕100年 山下清展 百年目の大回想」

「長岡の花火」は、本当に緻密できれいで凄い作品です。

平日でしたが、ゆっくり見れないくらいにお客さんがいっぱいでした。
来られている方が、皆独り言を言います。
「すごいね」

子供の頃の作品から、繊細な貼り絵、油彩、水彩画、ペン画、陶磁器の作品が
約190点陳列されていました。
1時間以上は歩いてみることになります。

山下清さんと言いますと「天才放浪画家」として有名です。
テレビで放映された「裸の大将放浪記」では芦谷雁之助さんが演じて人気でした。
おにぎり好きなリュックをしょった山下清さんです。

そういえば、放浪している時に使ったリュックも展示されていました。
ドラマで見たおっきなリュックでした。

作品の横には、山下清さんの日記も展示されているものもあります。
作品となった風景を見ている時に起こった出来事などが記載されていて面白いです。
リュックも旅の途中で購入し、荷物を入替したと書いてありました。

山下清さんは、放浪中には作品を描かなかった(作らなかった)そうです。
戻ってから記憶の中の風景を描いたとのことです。
凄い記憶力ですね。

作品で面白いと思うのは、山下清さん本人が作品の中に登場するところです。
記憶の風景の中で自分もその中にいたということなのでしょうか。

南九州には3年連続で来られていた記録があります。
なんと宮崎県にも来ていました。残念ながら宮崎を描いた作品には出会いませんでした。
鹿児島の「桜島」や「開聞岳」はありました。

ずっと作品を見ていますと気持ちがおおらかになっていくのを感じました。
帰りには気に入った作品のポストカードを数点購入しました。

一番下の作品は、おもちゃのソニコンロケットが描かれています。楽しい。