柳川 一さんの書かれた「三人書房」 を読みました。
第18回ミステリーズ!新人賞受賞作です。
若き日の江戸川乱歩を描いた作品です。
大正時代を彷彿させる小説になっています。
柳川 一さんは、初の著書だそうです。
1952年生まれですので、遅咲きの小説家と言われます。
小説は実録を元にしたもので、宮沢賢治や宮武外骨、横山大観、高村光太郎と言う
有名人との関りをの中で繰り広げられるミステリーです。
タイトルの三人書房は、江戸川乱歩が小説家となる前に
平井太郎(後の江戸川乱歩)が兄弟3人で開いた古書店の名前です。
5つの短編が収録されています。
後味の良いミステリー小説です。
装画も大正時代らしくしゃれています。
”日本のひなた”みやざき暮らしの男です。ニックネームは「ひでさん」です。このブログは2020年3月より始めました。月に2~3回の珈琲の自家焙煎と週1~2回の市民農園約9坪での野菜作りとぼちぼち嗜むソロウクレレについて書いています。防災士です。よろしくお願いします。