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読んだ本「ともぐい」

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第170回 直木三十五賞作品 著者:河崎秋子 「ともぐい」を読みました。

明治時代の北海道の野生の猟師「熊爪」のお話です。
熊や鹿の住む山小屋に一人で住み、自給自足に近い生活で猟銃を使って狩りをし
たまに処理をした肉・毛皮・山菜などを町に売りに行き、
山では手に入らぬ弾丸・食料・酒を手に入れます。

狩りの共は、1匹の犬のみ
やるかやられるか 熊との格闘シーンは迫力があります。
読みながら血と汗と汚れが目に浮かんできます。

猟の仕方と獲物との対峙姿勢に引き込まれてしまい、
早めに読んでしまいました。
とてもワイルドな小説です。

作者は北海道出身で酪農家の家に生まれた方です。
酪農とめん羊の飼育経験もとのことです。
著者のプロフィールです。

物語に出てくる白糠町は、北海道東部 釧路市の左で足寄の右下の位置にあります。
人口約7千人の町です。

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