第170回直木賞受賞作 「八月の御所グラウンド」万城目 学を読みました。
作者の万城目 学さんは、「まきめ まなぶ」さんと読みます。
京都を舞台にした2話が収録されています。
「十二月の都大路上下ル」
「八月の御所グラウンド」謎の草野球大会に出る大学生のお話
十二月の都大路上下ルは、女子全国高校駅伝にピンチランナーで出る女子高校生のお話で、
絶望的な方向音痴の女子高校生が主人公です。
京都を舞台にしたちょっと不思議さも交じったスポーツ青春物語です。
八月の御所グラウンドは、「あなたには火がないから」とフラれた大学生が主人公のお話です。
友人から奢られた焼肉と3万円の借金返済の代わり謎の草野球大会に出ることになり、
不思議な体験をすることになります。
両作品ともに京都を舞台にしたお話です。
京都と言われただけで、歴史と趣を感じるには私だけではないと思います。
行った事のある地名が出ると景色が浮かんだりします。
読みやすくちょっとジンとくるお話でした。
”日本のひなた”みやざき暮らしの男です。ニックネームは「ひでさん」です。このブログは2020年3月より始めました。月に2~3回の珈琲の自家焙煎と週1~2回の市民農園約9坪での野菜作りとぼちぼち嗜むソロウクレレについて書いています。防災士です。よろしくお願いします。