PR

読んだ本「君の教室が永遠の眠りにつくまで」鵺野莉沙

記事内に広告が含まれています。

雨のために菜園にも行けないので、本を読みました。
「君の教室が永遠の眠りにつくまで」鵺野莉沙 角川書店

2022年横溝正史ミステリ&ホラー大賞「優秀賞」受賞作です。
受賞時書名は「狭間の世界」ですが、加筆修正して改題して書籍化しています。
作者の鵺野莉沙さんは、1991年生まれですから今年(2023年)32歳です。

読みやすい文章でした。
これって結構大事なポイントです。
10ページ程読んで読みにくいと感じると先に進みにくくなります。

読み始めは、小学校六年生女子の話かとあまり期待していなかったのですが、
読み進むにつれて引き込まれていきました。
動物虐待といじめの場面などもあり、抵抗のある方もいるのではと思われます。

ミステリですので内容は省かせていただきますが、想像を超えたストーリーでした。
3部構成になっておりまして、1部の終わりより話が意外な方向に進んでいきます。
人の心の暗い部分が浄化されずに成長して、事件は起こるものなのでしょうか。

本の帯に「百合×ミステリ×ホラー」とありました。
百合って何?と思いましたが、百合とは女性同士の恋のことだそうです。
知らなかったです。

作者の鵺野莉沙さんのインタビュー記事がありました。
オススメの本の読み方も書いてあります。